2021年01月

2021年01月29日

のんきな私でもさすがに怒る。

感染症法案が大幅に軽減されて合意に至ったという。
最初の案では入院を拒否したら刑事罰が下されて前科者にな
ってしまうという案もあった。(入院なんて今できない)
それらが軽減されたのは、与党の議員さんが銀座で飲み歩いて
いた事で(本人は言い訳しているけれどだれも信じない)肩身
が狭くなった与党だから?

おかしくない?おかしくない?
そもそも国民には外出自粛を求め、飲食業には時短を求めてい
るその方たちが幾人も幾人も会食している。そのたびに言い訳。
病院から抜け出したら罪人になる所だったのに、銀座にいた議
員さんは厳重注意でおしまい。

おかしくない?おかしくない?
そもそもPCR検査だって中々できず、現在自宅療養者は3万人以
上に上るというのに、(その間に亡くなってしまう方もいるのに)
無症状でたまたま行った検査で感染がわかり即入院した議員さん。

国会では野党が与党を口汚く批判するか、居眠りしている議員さん。
与党と野党で言い合いしている場合ですか?
もし町内で火事が起きたら普段は嫌いな人だったとしても皆で助け
合おうとするでしょう?

オリンピック、オリンピックって・・もし家族で楽しい旅行を計画
していて直前に子供が病気になってしまったら、旅行はあきらめて
「今は治療に専念しましょうね」と親は言うよね?

政治経済に明るくない私なので的外れな表現かもしれないが。
今年の秋5才になる男の孫と、まだ生まれて2か月にもならない
女の孫が大きくなった時日本人であることを誇れる国であってほし
いと心から思うけれど。
何とかしないと恐ろしい方向に日本は進んで行くんじゃないかと・・
杞憂に終わることを願わずにはいられない。

ちなみにこのコロナ禍で孫たちにも全然会えない。なのにお上は・・
とまたまた怒りの堂々巡りだー(泣)

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toranekomoko at 12:22|Permalink

2021年01月27日

万年ダイエッター。

家族も私自身も、私を「万年ダイエッター」と呼んでいる。
身長155センチ、結婚した時は46キロだった体重が28才で長男を
出産後48キロに、そして絶対あり得ないと思っていたのに次男出産
後50キロの大台を記録した。

そこから私のダイエットは始まったのだけれど、食べるの大好き、ビ
ール大好き、朝、昼は何とか抑えられても、夕方お腹を空かせてから
の「柿の種とビール」を食べ飲みながらの夕飯づくり・・。
不良主婦ですね(^^;
当然痩せられるはずはなく順調に体重は増えて行き、中年と言われる
頃には55キロになっていた。
それまでも常に痩せねばと思いいろいろなダイエットに手を出しては
やめを繰り返てしていたのでリバウンドばかりで痩せられなかった・・

さすがに55キロはやばいと思いその時知り合った漢方薬局の店主さんが
「耳つぼダイエット」をしてくれるというので大枚はたいて挑んでみた。
耳の内側の食欲を抑えるツボという所に小さな丸い粒を絆創膏で貼って
過ごすのだけれど、それだけでなく何やら栄養補助食品も購入し食べる
ものは何を食べても良いけれどすべて半量というダイエット法だった。
3か月たつと本当に食事をがまんしなくても少量で満足するようになった。
4キロしか痩せられなかったけれど見た目はだいぶ違った。


でもそこでやめたら半年ぐらいですぐにリバウンドした。そしてまたし
ばらくしてから今度はあの有名な「マイクロダイエット」をダイエット
したいという友人たちと始めることに。
これはいわゆる1食置き換えダイエットというもので他にもいろいろな
製品があって安いものを試したことがあったけれどダメ!お腹が空く。
ところがとにかく値段が高い、高いマイクロダイエットはその空腹感が
全くない。そして痩せることができた。
けれどこれもやめたらまたリバウンド。

そして更年期に入りホルモンバランスの乱れから体重は順調に増えてゆき
若いときに体重が50キロ台になんてなったら絶望的ねと思っていた私では
ない私になっていた。
それでも痩せなきゃ、痩せなきゃと言いつづけているので万年ダイエッタ
ーという訳である。
体重だけは毎朝測る。体重をメモしたノートも何冊もたまっている。
友人からも「あらー。ちょっとぽっちゃりぐらいで気にする事ないわよ」
と言われ同性は真実を言わないと知っているのにそのことばにすがる。

もう12年くらい前からスポーツジムに通っていた。もちろん痩せるために!
でも、体操をしても盆踊りのようだと母に言われる運動音痴な私。
おまけに体も固くて坐骨神経痛やら腰痛やらいろいろある。
できるのはどれも初級クラスのエアロビクスかステップ位で、ヨガやピラテ
ィスなどはがんばっても筋違いや筋肉痛や坐骨神経が出るだけ。
とても痩せるなんてできない。

そして昨年の緊急事態宣言を受けてずっとジムは休会している。
痩せられはしないけれど、お友達ができてレッスンが始まる前のスタジオで
のおしゃべりが楽しかったなー。

仕方がないから歩く事にした。それから食事を少し減らした。辛いけれど
「柿の種」をやめた。ヨーグルトに入れていた手作りジャムもやめた。
それからウオーキングマシンなるものを買ってみた。
夏の暑い日や雨の日は歩けないので・・これが何故か平坦でなく少し勾配
がついていて10分歩くだけでもけっこうきつい。これを昼食後録画したド
ラマを見ながら使うことにした。歩きながらドラマを見る。

そしたらそしたら、35歳くらいの時の体重になった!
柿の種も食べたいとは思わなくなった。

ダイエットは当たり前の事だけれど生活習慣を変える事なんだなと実感し
た。ダイエット法で痩せることができるのは高いものでなければだめ、で
もお金も続かないからあのライザップだって退会したらリバウンドは必至
だと思う。
それができたのはあの憎き「コロナ」のおかげなのだ。だって肥満は重症
化リスク大と・・私が施設療養や入院となったら(多分私がなれば主人も)
我が家の愛犬はどうなるのか?私たち以外心を許さない愛犬を1匹ぽっちに
はできないという思いから頑張れた。

万年ダイエッターの汚名は返上できるかな?
でも現在休会中のジムはどうしよう?聞けば現在のジムはマスク着用、おし
ゃべりも禁止だそうである・・。

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2021年01月25日

遅まきながらの「鬼滅の刃」

アニメ映画「鬼滅の刃」が「千と千尋の神隠し」を抜いて興行収入が
1位になったというニュースは記憶に新しいけれど、そもそも「鬼滅
・・」がどんな内容のアニメなのか全く興味がなかった私。

「千と千尋・・」はジブリ作品の中で唯一映画館で見た作品だけれど
音楽も映像も全てきれいでとても感動した。ほかの作品もレンタルな
どで見たけれどやっぱり「千と千尋・・」が一番だと思う。
息子がDVDを買ってそのまま家に置いていったので今でも時々見る事
がある。

それで、本題の「鬼滅の刃」の話だが、シニアの方のブログをいくつか
読ませてもらっているけれど、その中に映画を見たけれど残酷なシーン
が多く何よりその前の物語を知っていないとわからないと書かれてあった。
その後私が行く美容室の若いスタッフさんに洗髪してもらっていた時に
彼女が「鬼滅の刃、2度も見ちゃいました。毎回最後は大泣きです。」と
話してくれた。
私は「???」残酷なのに、大泣き?と頭の中は、はてなマークがいっ
ぱいになってしまった(笑)

そこで、困ったときの「Amazonプライム」なんと映画の前のアニメ26話
分がちゃんと見られるではないか!
息子にも姪っ子にも聞いてみるとアニメも映画も見たという。
よし、それなら頑張って見てみようと思い立ち、1週間くらいかけて昨日
最後まで見終わった。昨日、1昨日は雨で外にも行かなかったのでけっこ
う根を詰めてみた。
(やはり時々前に戻って見直して筋を理解するという老化現象はあったが)

感想は・・美容室のスタッフさんが言っていた「鬼には鬼の悲しみがある
んですよ。」と言っていた事はわかった。
でも登場人物がシリアスな表情から急にギャグっぽい表情に変わる所が私
には受け入れがたい所だった。
でも、良い映画だと思った。ここに描かれていることは今のコロナ禍の中
に当てはまることもあるんだとどこかのお医者さんがネット記事に書かれ
ていてそうだなとも思った。

そして・・映画「無限列車編」は見に行きたいか、行きたくないかである。
ドラマをみてほろりとさせられた所もあるけれど、果たして私は最後に号
泣するだろうか?
その前に今も映画館で上映されているのだろうか?
でもでも、コロナ感染拡大中、やっぱり今は行けないな。
コロナが終わるまで上映されてるとは思えないので、こちらも「Amazonプ
ライム」で扱うようになったら見てみたいと思っている。
いや、その前にもう一度ゆっくりと1話から見直さなくては、きっと忘れて
しまうだろうと思っている(^^;

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2021年01月22日

私のマスク事情

マスクについて今思うこと。

最近の感染拡大を受けてマスクも不織布マスクをつけねば
ならぬという風潮が出ていますよね。
私はスギ花粉を初めヒノキ、かもがや、ブタクサ、ススキ
にダニ、ほこりおまけに犬、猫とひどいアレルギー性鼻炎
の持ち主でアレルギー検査の結果を見てお医者さんも驚い
た程の数値の高さでした。

そのせいか不織布のマスクをつけると鼻がむずむず、かゆ
かゆなってきて、いちばんやってはいけない外出中でもマ
スクの中に指を入れてごにょごにょ掻いてしまうという事
がしばしば起こります。

昨年マスクがどこにもなかったころ洋裁をしている知人が
布マスクを作ってくれてこれならガーゼの良いものを使え
ばそこまでムズムズしないことが判明。
不織布マスクも手に入るようになっても私は布マスクを使
うことにしたのだけれど、そこは一技加えました(^^)

表面は綿レース、裏はガーゼ、そしてその間に不織布マス
クを四角く切って入れられるようポケットのついたものを
知人に作ってもらったのです。
その頃からすでに布、ウレタンでは予防効果は低いと言わ
れていたので・・。

しかしながら、真夏の猛暑下ではそれは本当に、本当に暑く
てあまり使えませんでした。
それでもウレタンマスクをつける気にはなりませんでしたが、
同い年の友人などは好んでつけていて、「これっていちばん
防御能力が低いんですってねー。」と言いながらつけていた
のには唖然としました。

そして季節はめぐり・・秋になるとおしゃれな布マスクも売
り出されてマスクはファッションともいわれるようになり。
そしてさらに季節がめぐってもコロナは収まらず感染拡大の
冬となりました。

寒い寒い冬、知人に作り続けてもらっていた不織布サンドイ
ッチマスクがいよいよ大活躍。暖かくて見た目にもおしゃれ
だし、知人に贈っても喜ばれていたのに・・。

ここへきての「不織布マスク推奨世論」・・。
昨日ちらっと買い物に出て歩いている人の姿をみると、うーん。
やはり不織布マスクが断然多い。少し前までペラッペラの花柄
布1枚で歩いていた初老や老年のご婦人の姿なんてあまりない。

私も昨日は不織布マスクだけで出かけたのですが、これが・・
薄く感じるのですよ。寒いのですよ。せっかく夏には活躍でき
なかったサンドイッチマスクの面目躍如の季節がまだまだある
というのに・・。

何ともはや。人の目など気にせず、私のはちゃんと不織布マス
クですって堂々と歩ける強さが欲しいけれど・・
外からは見えないもんなー。感染拡大人物と思われても嫌だし
なー。あー。私の自慢の可愛いサンドイッチマスク、活躍の場
はあるのでしょうかね?

いやいや、早くマスクの活躍などない日が来ることがいちばん
なのだ!


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toranekomoko at 11:30|Permalink

2021年01月20日

今日は大寒

今日は大寒。こちら横浜もとても寒い。
日差しだけはここ数日春の気配がかすかに感じられるけれど
空気がすごく乾燥していて、喉がイガイガ喘息持ちなので咳
も出る。

家の周りの散歩と近所のスーパーへごく短い時間の買い物ぐ
らいしか外出しないし、手洗い、消毒、マスク、密回避も徹
底してやっているけれど、ちょっと咳き込むだけでも「コロ
ナ?」と不安になってしまう。
そう、今やどんなに注意していても感染の可能性はあるのだ
から。

家の加湿器の容量が小さくて最近はリビングでその小さい加
湿器を2,3台置いて使ったりもしていたけれど、これでは電
気代の無駄、湿度もそんなに上がらないし。
それで昨日午後から主人の運転で近くのヤマダ電機に行き加
湿能力の高いダイニチ製の加湿器を買ってきた。
主人はこういう所でも買い物に来れるのは久々の外出って感
じでうれしいねと喜んでいた(^^;

私たちより少し年上と思われる男性が色々と説明してくれた。
私もネットで色々検索して買うならダイニチ製のものをと思
っていたので良かった。聞けば今、加湿器は入荷してもすぐ
に売れてしまうそう。
ネットで見た値段より高いのでネットで買った方がお得だけ
れど何だか説明をしてくれた男性に申し訳ないような気がし
てその場で買ってきてしまった。(主人には内緒)

やはり加湿能力が高いのですぐに湿度も上がり部屋にも潤い
感が出てきた感じ。喉の調子もいい感じ。
でも今日はとても寒いのでやっぱりスーパーへの買い物は行
かず午後からの散歩だけで済まそうと思う。

このご時世スーパーなどで絶対に咳はできないから。
昨年の感染初めの頃、スーパーで思わず咳をしてしまったら品
物を並べていた店員さんにぎょっとした顔で振り向かれてしま
った。
「喘息持ちなので」と断ったら「あー。そうなんですか」と
苦笑いされてしまった事を思い出す。

早く、コロナよ。終息しておくれ。
ウィルス達が全部空高く吸い込まれていってくれないかなー。
と、冬の冴え切った空を見上げるたびに思う私がいる。

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toranekomoko at 11:21|Permalink

2021年01月18日

時代が違うのですね。

昨日20代後半の甥っ子が彼女と一緒に住むという事で我が家にも
挨拶に来てくれました。
甥っ子は近所に住んでいて小さいこ頃から私たちになついてくれ
てとても可愛かった。ここ数年は息子たちは家庭を持ち独立し往
復3時間かかるところに住んでいるのでそう度々は会えず、パソコ
ンやスマホの事で不具合が生じるとすぐに頼ってしまっても嫌な顔
せず助けてくれたのでありがたかった。

昭和の男の主人は二人の前で「〇〇君が結婚かー」と感慨をこめて
つぶやいたら「いや。まだ一緒に住むだけだよ」と甥っ子に返され
てしまった(笑)
もちろん結婚を前提としての同棲なので、あちらのご両親にもご挨拶
に行ったしこうして実家のみならず我が家にも来てくれているのだけ
れど。

そういえば我が家の二人の息子もそうだったなと思い出した。
そして2年経つか経たないうちに結婚式を挙げたっけ。
甥っ子が帰ってから主人が「今の時代はそうなんだな。うまくいかな
くて別れても戸籍が汚れずに済むもんな。」と言っていたけれど、私
たちの時にはそうそうなかったように思う。
「同棲時代」なんて歌も流行ったけれど(古いなー)とても結婚に続く
ような歌ではなかったように記憶している。
まずは親に挨拶して、住まいを探し、お仲人を立て式を挙げ新婚旅行
に行って初めて一緒に暮らす・・これが一般的な結婚式までの道のり
だったような?

主人とは式前にいろいろな事を決める時によくもめた、喧嘩した。
主人は普段は愛想もよく優しいけれど一旦怒り出すとすごくめちゃく
ちゃな理屈をつけて怒り続ける人で・・ちょっと偏屈?
式1か月前にも電話で大喧嘩をしてそれを聞いていた父が「そんな喧
嘩ばかりしてるのならやめちまえ!」と父も怒った。
私も、「あー。やめたいな」と思ったけれど「もう招待状配ってしま
ったからなー」とあきらにめにも似た気持ちで空を見上げた事を今で
も思い出す。

それでも今年で40年。本当に本当に嫌なこともうれしいことも紆余曲折
たくさんあったけれどそれでも、40年過ごしてきた。
結婚なんてどのタイミングで成功だったのか失敗だったのかなんてわか
らないのじゃないのかと今では思っている。

甥っ子君も無事に「結婚」までゴールすることを心から願っています(^^)

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toranekomoko at 12:18|Permalink

2021年01月16日

雑感です。

このブログを始めてまだ10日しか経っていないけれど読み返し
てみると、初めのうちは「です。ます。」調だったのに最近は
そうでない。
なんでかな?と自問自答してみるけれどよくわからない。

10年続けている犬関係のブログは殆ど「です。ます。」調だ。
思うに何か出来事があって書く時ではなく自分の中の気持ち
を書く時には「です。ます。」をつけないのかな・・とも。
たぶんきっとこれからも混同して書いていくと思うけれど。

少し前に20代の時には暇にならないように色々な予定を立て
た事を書いたけれどそれを思い出すと今の若い人たちに自粛
を求めてもやっぱり無理なのかなと思ってしまう。
ましてやコロナで若い人は殆ど重症化しないのだから・・。
でも今だけ一ケ月でいいから通学や通勤以外は家で過ごすよ
うにしてもらえたらずいぶん感染者の数は減ってくるのでは
ないのかと思う。

それからやはり「不要な人間関係は削ぎ落される」と書いたけ
れど不要な人間関係より必要な人間関係の方が断然多くていく
ら繋がれるとは言え、実際に顔を見て話ができないのはやっぱ
りつらい。
ホームに暮らしている母や、息子や可愛い盛りの孫・・。
会いたい気持ちが時々たまらなく押し寄せてくるけれど、今は
我慢、いつか必ず会えると1日1日を過ごしてゆこうと思い直す。

戦時中、「欲しがりません。勝つまでは。」という言葉があった
そうだけれど、今の状況もそんな感じ?でも戦時中は皆で励まし
あったり、肩寄せ合ったり、涙しあったりできたよね?どちらが
よりつらいとか比べることはできないけれど・・。

やまない雨はない。 明けない夜はない。
でもいささか長すぎるんではないのかい?

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toranekomoko at 12:44|Permalink

2021年01月15日

我が家の食卓

昨年、緊急事態宣言が出された時から、我が家は一切外食をしていない。
主人は大学卒業から勤め上げた会社を一旦現役は退いたものの非常勤と
して、あともう一つの知人の会社にも非常勤として働くようになったの
で月のうち半分程仕事をしている。

なので宣言が出るまでは、夜の会食や、食事を伴う会議などもあり、ま
た何十年も通い続けている馴染みの居酒屋にも定期的にいっていたので
けっこう食事を作らなくて良い日があった。
私が子育て中の頃は、営業職の主人平日は殆ど家で食事はせずおまけに
お酒が好きだから年中午前様で、そのことでよく喧嘩もした。
まさに育児はワンオペ・・ではなかったかな。近くに住む私の母や特に
父がよく息子たちの面倒を見てくれたのでとてもありがたかった。
それでも子供が大きくなるにつれすでにそのペースはできあがってきて、
主人の帰りが遅い事もあまり喧嘩の種にはならなくなった。

ただお互いお酒を飲んでおいしいものを食べる事は共通しているので休
日にはその日に飲みたいお酒に合わせてお酒のつまみ&食事を作る事を
楽しんできた。

それが昨年から毎日続いているのだ。すごい事だ!と我ながら思ってし
まう。救われるのはもう息子たちがいないので食事らしい食事でなくお
つまみ的なものを作ればよくそれもそれほど多くなくて良いので楽と言
えば楽かもしれない。
お酒は空きっ腹で飲むのがいちばんおいしいので主人は朝食をたくさん食
べたらお昼は食べない。これはとても楽、おまけになんと朝ごはんもここ
数年はお互い好きなものを食べるようになり、主人は自分で作るので、毎
日夕食を作る事を大変というのは贅沢かもしれない。

それでも朝食後「さあ、今日の夕飯は何にしようか?」と月のうち半分の
休日、主人がよく口にするのを内心プレッシャーに感じてしまう私がいる。
でも私も吞兵衛なので、夕方キッチンに立ちながらビールを飲み飲み冷蔵
庫の中にあるもので適当に作ってしまう。
お料理って不思議なもので、調味料は良いものを使うことと、あとオリー
ブオイル、ごま油、お味噌や和風出汁、それらを使い分ければ同じ食材で
も、イタリアン、中華、和食になってしまう。
そうして我が家の「シェフの簡単気まぐれメニュー」はで出来上がり、ビ
ールの後のワイン、紹興酒、日本酒いずれかは食卓についてから頂くのが
決まり。
「あー。今日も1日生き永らえたね!」と言いながら乾杯するのが最近の
我が家の合言葉になってしまった(^^;

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toranekomoko at 14:46|Permalink

2021年01月13日

私の老化現象 その2

私の老化現象の中で、この現象は良いんじない?と感じている
事を書いてみたい。
一つは時間の経つ事が早く感じる事。

36才の時からずっとパート勤めの兼業主婦として暮らしてきた。
フルタイムで働く根性が私にはなかった。いくつか職場も変わっ
た。人間関係のいざこざでやめたこともあった。それでも家に居
る事ができず結局昨年の秋まで兼業主婦でいた。最後の仕事は業
務委託になり、仕事がなくなるのでということだったので、「お
疲れ様!楽しかったね。」と終われたのでうれしかった。

そこから専業主婦としての日が始まり、おまけに自粛生活なので
家に居る時間が長いのだけど、なぜか1日経つのが早く感じられる。
子供の頃や学生時代は何だか異様に長かったように思われる。早く
夏休みにならないかな、働くようになったら早く週末が来ないかな
と待ち望んでばかりだったような気がする。
要は他から課せられた時間だったからなのだろうか?まあ、私が怠
け者だったからだけかもしれないが・・。

それからこれは良いかどうかわからないけれど、欲というものがあ
まりなくなって上昇志向とか向上心なんてものがほとんどなくなっ
た事。何かしなくてはという気持ちがあまりなく穏やかに過ごせる。
人生も後半戦の後半だから、今の時間が愛しいのかもしれない。

それからそれから、人間関係も無理に作らなくて良いのもとても楽。
自我に目覚めた子供のころから子育てしていた頃でもPTAとかご近
所さんとかたくさんあった。もちろんパートの職場も。
でも今は自分が望まなければ入っていかなければ良くて済む。
このコロナ禍でますます希薄になってきた。
それでもつながっていたい人たちとはお互いに連絡を取り合うから
なんだか無駄な関係は削がれていく?そんな感じかな。

こんな私でも独身のOL時代はスケジュール帳に空欄があると焦りを
感じ遊ぶ予定を立て、お料理教室やら、英会話教室やら、旅行やら
埋め尽くす事をしていた。55歳くらいまでは犬関係の事を勉強したり
アロマや東洋医学をかじったり何やらやっていた。

でも今はこうやって取り留めないどうでもよい文章の、ワードを打っ
ては消し、打っては消しをしているとあっという間に小1時間たって
しまう。カレンダーには病院と美容院と犬の病院と犬のトリミング位
のスケジュールしか今は書く事がないけれど(主人は別に書いてる。)
1月もあと二日で折り返し、やっぱり時間が経つのが早く感じる。

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toranekomoko at 11:47|Permalink

2021年01月10日

母の事。

二回目の緊急事態宣言が出されて、老人ホームで暮らしている母に
またしばらく会えないなーと思ったら母に育てられていた頃の事を
色々思い出しました。

母は昭和9年生まれ、今年で87才になります。
12才の時に(終戦の年か終戦後すぐですね)父を亡くし下には弟、
妹がいました。母の母は近所にお手伝いさんとして働いたり空い
ていた部屋に人を間借りさせたりしてかなり貧しい生活を送って
いたようです。
物のない戦争時代を過ごした年代の方はおおむねそうだとは思い
ますが母もすごい節約家、倹約家でした。小学生くらいになった
私の記憶にあるのは買い物に行ってもまず高いものは買わない、
安くなったものを買う。
私の服もセール品を買う。値の下がってない素敵なワンピースを
ねだったところ、「成績下がったからダメ!」これは忘れられない。
けっこう勉強についてもうるさくて、できないことを指摘されて落
ち込んだ記憶が多い。
たとえば運動会の私のラジオ体操を見て「あんたのは体操じゃなく
て盆踊りだねー。」けっこう傷つきますよね(^^:

食卓にのぼるおかずも贅沢とは程遠いもので、私はいまでも冷ややっ
こと、かぼちゃの煮つけと白菜の漬物があまり好きでありません。
なぜならよく夏の食卓に上ったのが大きな真っ白いお豆腐、鰹節とネ
ギたっぷりの・・冬にはかぼちゃの煮つけ、それも種も残っていて皮
もたっぶりついている・・「これが栄養あるの!」と言われました。
そしてそんなたくましい母とは違って神経質でひ弱な私、学校に行き
たくない朝、「そんなことでどうするの!」とむりやり白いご飯を白
菜漬けでくるんで食べさせられました。

でもそれもこうやって書いてみると良い思い出で、月に1度父のお給料
日の後に必ず行く横浜のデパート。そのお好み食堂でお昼を食べてから
「不二家」でチョコレートパフェをたべた事。
売っているお惣菜は高いので殆ど全てが母の手作りだったことが良かっ
たのか私も料理は自分で作る方が好きでいる事。
節約家のおかげで借金は大嫌い。家を建て替えるのも車を買うのも全て
現金一括払い。そして父とはとても仲が良かったこと(母が強かった説
もあり)など人並みに私は幸せで母も良い母っだのでしょう。

けれど、反面教師の一面もあり、成人した私はおよそ節約家からは程遠い
おしゃれ大好き、贅沢大好きな娘になっていましたね(^^:
結婚して家を出ていく時・・大甘だった父の「嫌だったら無理しないで帰
ってきていいんだよ。」の一言に、
「何、言ってるんですか!お父さん、そんな無駄なこと言わないで!」
と言った母。
「お味噌汁を作る時は初めにお椀2杯分のお湯を入れてから作るんだよ。」
と言った母。

そんな母の晩年は次の機会に書いてみたいと思っています。

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toranekomoko at 11:17|Permalink母の事