2021年02月

2021年02月27日

クリスマスローズ。

クリスマスローズという名前なのに開花期は今頃。育て方も簡単で
放っておいても毎年咲く。

私の記憶では4半世紀前位からよく見かけるようになって最初はそれ
ほどお高い値段でもなかったけれどどんどん高級な花になってきたよ
うな感じがする。

DSCN3857

色も花弁も種類がたくさんありこちらは八重咲。見ての通り花が下を向いて
咲きそれほど華やかな花でないけれど何故か心惹かれる花だ。
この花が咲く今頃になると決まって思い出す事がある。

確か15年くらい前だと思う。
最初は小さな苗の白い花だったのだが年々大きくなり、それはそれは大きくな
った。
我が家は少しだけれど玄関前の階段に季節ごとに花鉢を置いている。
白い花をたくさんつけて大きく育った鉢植えのクリスマスローズも晴れ舞台に
立たせてあげようかと庭から玄関の階段の所に置く事にした。

ある日の朝、先代犬の散歩から帰ってきて家に近づいた時何だか階段の風景が
違う気がする。
そう。鉢植えのクリスマスローズが消えていたのである!花泥棒だ。
「花泥棒は罪にならない」という言葉もあるけれどこれは立派な罪だと思った。
あまり手もかけずに育ってくれたとはいえとてもさびしかった。

盗んだ花を眺めてその人はきれいと思うのだろうか?と思った。
毎年毎年丈夫に咲く花だ。今でもあの花はどこかで咲いているのだろうかと
盗んだ人はどんな思いで眺めるのだろうとこの花が咲くと思い出す。

それ以来鉢植えのクリスマスローズは庭に置き、玄関前にはポストの下に直植え
をした。こちらはどこにも行かず無事に毎年毎年花をつけてくれている。
DSCN3858

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toranekomoko at 14:48|Permalink

2021年02月22日

座布団1枚!

タイトルは、あのご長寿番組「笑点」の回答者がうまい答えを出すと
司会者が座布団1枚あげて!と叫ぶそれ。私達夫婦も楽しみに見ている。

そしてまたコロナの話になってしまうのだけれど、ここ1年近くこの言
葉を聞くと全然違う風景を思い出す私になってしまった。
昨年の「ダイヤモンドプリンセス号 コロナ感染拡大」の報道が盛んに
流れるようになった頃、怖い!とは思ったけれどまだどこか他人事のよ
うな甘さがあったように思う。

それを覆すくらい、多分日本中の人々を恐怖に陥れたのがあの志村けん
さんの訃報だと思う。それからも続く有名人の方の訃報、増え続ける感
染者や死者・・。
あの頃は60歳以上がハイリスクと言われ肺疾患の既往症、気管支喘息持ち
の私は一気に恐怖感が募った。
一時私は食欲もなく睡眠も寝つきは良くても数時間で目覚めてしまいその
後コロナの事を考えると眠れなくなってしまうという日々が続き、あまり
良くないことだけれどそういう時は抗不安薬を飲んで寝る有様だった。
主人はといえばその頃はそれほど恐怖感はなかったようで、そんな私を見
てコロナノイローゼだから「コロナーゼ」と名付けようと茶化した。

そしてかかりつけ医の元へ月に1度の診察&投薬処方をしてもらいにに行っ
た時の事。
「先生。私コロナが怖くて怖くて・・。主人がコロナのノイローゼだから
コロナーゼだって言うんです(涙)」
そうしたら先生爆笑して「いやー。ご主人うまい事言いますねー。僕から
座布団1枚!って伝えておいてください!」とおっしゃったのである!
???!そこ?そこですかい?先生。私のこの恐怖心が少しでも和らぐ
お言葉はないのですかい?と思った私だったのである。

あれから1年近くたつけれど、コロナーゼの私はどうやらメモ魔でもある
らしく、(体重も家計ノートも何十年もつけている)小さなメモ帳を買っ
てきて「COVID19データ」と書いて毎日毎日全国の感染者数と東京、神
奈川、横浜の数、死者数と入院患者数を書き続けてきた。

そんな事してるから余計に悪い、ニュースも、新聞も、ネットも見ないの
が1番良いのだよとコロナーゼでない周りの人は私を叱るけれど。
1昨日の夜、この所少し減ってきているし(でも変異種が怖い)今って昨年
のどのあたりなんだろう?とふと思い立ちメモをさかのぼると何となく昨年
の夏あたりの状況かな?という思いに至った。

そして昨日の朝主人にその事を話すと「そうそう!さっきNHKでも同じこと
言ってたよ!」と。
おー!すごいじゃん、私。体重表も家計ノートもただ書くだけでしかなかっ
たけれど、初めて分析なるものができたじゃん!と、少し意味合いは違うけ
れど自分で自分に「座布団1枚!」をあげたくなった私である(笑)


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toranekomoko at 11:07|Permalink

2021年02月19日

ついて行けないキャッシュレス。

紙幣や現金を持たずクレジットカードや電子マネーを利用するキャッシュレス
社会が、コロナウィルスの感染拡大防止にもつながるらしく、町のお店の中に
も「なるべく現金以外のお支払いをお願いします。」と張り紙がしてあったり
して、私はちょっとびっくりしてしまう。

クレジットカードは使うけれど、「ペイ、ペイ」とか?そういったもの、全然
わからないので使わない。
私が結婚前に勤めた職場は丸の内にあった。今や死語の「花のOL」だったので
ある(笑)丸の内のオフィスビルには地下にはおしゃれなお店がたくさんあって
先輩OLと仕事帰りに洋服を買いにぶらぶらすることも多かった。

ある時、欲しい洋服があったけれどお財布の中身が少なく買えなかった。すると
その先輩が「クレジットカード」を持ってそれで支払えば来月のお給料日後の支
払いになるから便利よ。と教えてくれた。
今にして思えばそれは私にとって「悪魔のささやき」だった。
翌月払いのみならず、ボーナス一括払いや、果ては分割払いなどなど・・。
今でもクレジットカードのテレビCMなどで最後に小さく「計画的に使用しまし
ょう」と流れたりすると思うが、そう、使いすぎてしまうのだ。

結婚してからは、大きな買い物などはクレジットカードを使ったが日々の食材など
日常生活において買うものは現金で支払っていた。
ところがこのコロナ禍でその日々の食材までカードを使った方が良い雰囲気になっ
てしまった。それで普段良くいくスーパーではカードで支払うようにした。
確かに早いし便利だ。けれど、何か違和感を感じてしまう。食材、その他日々のも
のに使うはずのお金は次の月のお給料からそれらが支払われるということになる。

結婚してからずっと「家計計画ノート」なるものをつけていて毎月銀行口座から
引き落とされるもの、現金で支払う医療費、理美容費 夫小遣いなど、そして日
々かかるもの(freeマネーと記入している。)と3本立ててで書き続けてきた。
でも記入するだけでそれで何かを節約して預貯金が増えるなんてこ事はできたため
しがない。節約家の母とはちがうので(^^;

そのフリーマネーの所がどうにもこうにも明確にならないジレンマに陥るのである。
カードを使うからお財布の中の現金の減りは少なくなるけれど、結局何やかやと出て
行く。そして翌月のお給料から前月のかかりが支払われる。


それで今月から、買い物時にはカードで支払い、帰ってきたらそのレシートと現金を
別のお財布に入れてカードの請求書が来たらそれを口座に入金する事にした。
家計管理をしっかりできる主婦の方に言ったらきっと笑われると思うが、今月から私
の気持ちはとてもすっきりしている。

こんな私に通帳を預け、一切口を出さない主人には感謝している。ただ主人は月のお小
遣い以外にかかったものはきちっと請求してくるので、結局お金は自由になるから文句
も言わないのだと思う(苦笑)

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toranekomoko at 14:03|Permalink

2021年02月17日

ペットと暮らす。

「おうち時間」が増えた事により犬や猫を新たに迎え入れた人が多いと
聞く。
テレビでもよく可愛らしい犬、猫、またはその他の動物の赤ちゃんを話
題にする番組や映像を目にすることが多い。確かに映像だけ見ていると
本当に可愛い。我が家も2年前に猫を亡くしているので(14才だった)子
猫の映像を見ると思わずまた一緒に暮らしたくなるけれど、もう年だし、
最後の闘病生活を思い出すとやはりそこで気持ちはストップする。

テレビは可愛い姿しか映さない。下痢をしたり吐き戻したり、病気で体の
どこかが悪くなったりする様子など絶対に流さないから、可愛さだけを感
じて飼う人が多いのだろうと思う。

我が家にも現在小型犬が1匹いるが・・本当に、本当に動物を飼うのは大変
だという事を声を大にして言いたい。

猫は散歩に連れて行かなくて良いからという理由で今や猫の方が犬より飼育
数を上回っているようだけれど、その代わりトイレが大変。トイレを使うこ
とはすぐ覚えるけれどきれい好きだからトイレをきれいにしておかなければ
ならない。猫砂の在庫切れにいつも注意していなければならない。それから
便臭がすごい。部屋中に臭う。
排泄をするたびに猫砂を部屋にまき散らす。
食のえり好みも激しく犬のように1日2回きれいにペロリ平らげるという事は
なくて同じえさに飽きたり、食べ残しは匂いが飛ぶと絶対に食べない。
爪とぎはカーテンでも壁でもお構いなしだ。爪とぎボードなるものを使わせ
ても他でやる。

犬は・・といえばトイレは家の中でするようにしつける事はできるけれど、し
つけてできるようになるまでが本当に大変。中には道半ばであきらめ部屋の
どこでもがトイレだと嘆く飼い主さんもいる。
おまけに我が家の先代犬のように便は外でしかしないという犬もけっこういて
雨が降っても、雪が降っても、飼い主の体調が悪くても1年365日必ず散歩に行
かなくてはならないという家庭もある。
トイレは家でできても散歩に連れ出した方が健康面で良いので大方の飼い主さ
んは散歩が日課となる。

そしてどちらにも共通して言えることがお金が大変かかるということである。
特に医療費が・・ペットショップで買った場合、その際にペット保険に入るこ
とを勧められ入ると、受診した際の医療費は安くなるけれど犬の年齢と共に保険
料も上がってきて1年間のトータルにすると結構な額になる。
犬猫は言葉を話さないから、少し具合が悪いと病院に行く。するとレントゲン・
血液検査・エコー検査など徹底的に検査されてお薬を山ほどもらう。
犬猫にだってワクチン接種がある。ノミダニの予防薬やフィラリア予防薬など
それらには保険がきかないので検査や薬と合わせたら大枚が何枚も飛んで行く。

実は我が家の愛犬は心臓が悪く、西洋医学の病院にもかかっていて3年前から2
種類の薬を飲んでいるが、検査で少し数値が悪くなると薬を増やしましょうか?
とすすめられるのでたいていは断る。
以前病院の待合室で待っている時に小さなチワワがだいぶ年のようだったけれど
同じく心臓が悪くなんと5種類もの薬を飲んでいると聞きびっくりしてしまった。

今までに、先代犬1匹と猫1匹、それから弟の所の愛犬1匹の死を看取ってきたけれ
ど、どんなに薬を飲んでもどれほど検査をしても結局病気になって死が近づいてき
た時、言葉を話さない彼らのサインは一切物を食べなくなることだった。

動物は「死」という観念がないので、「死」に対する恐怖はないと聞く。
飼うことの大変さは多いけれどそれをもっても余りある愛しい子供のような存在の
彼らが何も知らずに死に向かってゆく様を見るのは本当にやるせなくつらいものだ
った。

コロナ禍の慰め物としてペットを迎え入れ、コロナが終息したら存在価値を忘れて
放り出す人がないことを願っている。

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toranekomoko at 11:04|Permalink

2021年02月14日

シニア夫婦のかすがい。

「子はかすがい」子供は夫婦の縁を保ってくれるという意味で
あるけれど、現代は子供がいても夫婦の縁が切れてしまう事が
多いように私は感じている。

我が家には主人と私と犬1匹がいるだけで、息子たちはかすが
いである子供に夢中で(これは良い事であるが)それほど連絡
もよこさない。やっぱり息子ってつまらないなというのが実感。

現役を退いて週に3日だけ仕事に出かける主人だけれど、このコ
ロナ禍で帰ってくるのも早い。
そして後の休日・・も私にとってはちょっと苦痛であるのだ。
何せ昭和のモーレツサラリーマンの最後の生き残り世代、平日は
殆ど午前様、休日は接待ゴルフだ、釣りだと忙しく、何とか家族
旅行などの目立つイベントはこなしてくれたものの、子供たちが
大きくなるにつれてお互い好きな事をして過ごす事も多くなった。


現在の二人と1匹暮らし・・。
結婚前もよく喧嘩をしたし、子供たちがいた頃も夫婦喧嘩をして
何日も口をきかない事があったけれど、子供がいるのでそのうち
忘れてしまった。でも今喧嘩をしたら・・したこともある。
すると気まずい、空気が悪い・・仲直りをするきっかけが中々生
まれないという事がわかったので、私は言いたい言葉を飲み込む
ことが多い。あちらは割と平気で何でも言う。言い返したいが言
い返さないので心に少しづつ澱がたまる感じがする。

気晴らしに犬を連れて出かけたいけれど、このご時世で行けない。
行っても同じ顔ぶれで同じようなところしか行かないしと、楽しい
事もあまりないわねとまた心に澱がたまる。

以前住んでいた家の近所のご主人は少し世代が上で平日はやはり仕
事が忙しそうだったけれど、休日ともなると朝からジャージ姿で家
の周りのいろんなことを楽しそうにやられていた。

そして早期退職をされて夫婦お二人で田舎暮らしを始められた。
今でも手紙のやりとりがあるけれど、そこには「夫婦二人毎日色々な
事に忙しく1日30時間位欲しいです!」とあった。
うらやましい。ただただうらやましい。
主人は頼めばやってくれるけれど、本当は家にいるなら日がな1日テ
レビを見てたい人。でも私がながらテレビを好きじゃないので我慢を
している。そして釣りやゴルフに行きたい人なのである。

だから釣りもゴルフもない平日は、自分で朝食を作り食べ終えるとパ
ソコンでネットサーフィンをしておまけにソリティアもやって、午後
からは「お邪魔でしょうから」とゴルフの練習に行く。

俺はこんなに気を使ってやってるんだぜー!という気持ちが透けて見
えてしまうのである(^^;

そして1日で唯一盛り上がるのが晩酌タイムからの食事タイム。
録画しておいた「相棒」やら「遺留捜査」やら「鬼平犯科帳」やらを
見て、普通のテレビ番組に戻るとつまらないねと消す。
そしてじゃあお先に!と自分の部屋に入っていく。(寝室は別々)
私はその後居間で、自分の時間を過ごし寝室へと向かうわけだが、夫
の寝室のドアの隙間からは明かりが漏れバラエティー番組の騒々しい
音も漏れ聞こえてくる!

本当に本当に結構無理してるんだなー。あちらもこの生活。
今の私たちのかすがいはきっと「お酒と食事」なんだろうなと苦笑いが
浮かぶ私である。

今日は釣りに行っている。水を得た魚が魚を釣っている(笑)


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2021年02月11日

死ぬ覚悟。

人は生まれ落ちた時から死に向かっている。
いずれ死ぬことは誰もがわかっている。けれどこの年まで生き
てきて実感として今まで感じた事は私の場合なかったように思
う。

けれどこのコロナは違った。テレビ映像で毎日のように流され
た欧米諸国の悲惨な感染状況、日本でも感染拡大が広がると重
症者が治療を受ける映像や、有名人の死、後遺症そして毎日毎
日発表される感染者数、死者数、医療ひっ迫・・など。
これで私は「コロナ=明日は我が身=そして死ぬ」という生き
ている毎日が死と隣り合わせということを実感した。
まさにコロナ恐怖症、コロナノイローゼだ。

ただこの感覚は私のような初老の年齢以上の人でも様々らしく
あまり怖くないとお出かけしたり食事に出かけている人もいる。
私の弟などは「まあ、いいよ。もう60まで生きてきたんだから」
と言った。

私は、私たち夫婦はそうは言えなかった。息子二人は独立し家庭
を持ち子供もそれぞれいる。本来なら死ぬ覚悟も決められるはず。
でも、私たちにしか心を許さない、我が家へ来てから1日たりとも
離れた事のない愛犬がいるからだ。
何が犬ごときと思う方もいるかもしれないが、そう思うのだから
仕方ない・・。


我が家の愛犬は、東洋医学中心の治療をされている獣医師にかかっ
ている。この先生はご自分の愛犬の他に保護犬活動もされていて常
時数匹が治療院にいる。
そこで先日治療に行ったときに、思いきって「もし私たちが感染し
たらうちの子預かっていただけますか?」と恐る恐る尋ねてみたら
快諾してくれた!

主人と二人、喜んで「ほっとしたね。これでもし感染しても死ぬ覚
悟ができるだろうね。」と話した。
そしたら次の日主人が「何だか朝からだるいなー」と言う。
熱を測ったら37度4分!夫婦で青ざめた・・もしかして?

少し様子を見ようという事で横になり半日後には平熱に、お酒も食事
もできその後は何もなくきているので大丈夫のようだが、その時の私
心臓はバクバク、大腸過敏性腸症候群、自律神経失調症だから、お腹
が緩くなって何度もトイレに駆け込む始末。

なんだ!
ちっとも死ぬ覚悟なんてできないじゃないか!
愛犬が・・というのはただの言い訳に過ぎなかったのか・・。
結局きっと最後まで死ぬ覚悟なんてできない私なんだろうと実感した。

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toranekomoko at 14:10|Permalink

2021年02月08日

ビール大好き!

このコロナ禍でアルコール依存症になる人が増えていると聞きます。
我が家ではお酒は夕方からと決めていますが、(元旦の朝と人寄せの時
だけ今はしてない は別)お正月が終わり仕事に出た主人から聞くと
ころによると社員さん達、普段飲まない人でも昼間からお酒を飲んで過
ごしていた方が殆どだったそうです。
わかる気がします。1年以上続くこのご時世・・でもやっぱりほどほど
にはしないといけませんね。

と、言いながら「ビール大好き」の話題。
ビール・・おいしいですよねー。小さいころ夏の間だけ下戸の父もビー
ルを飲んでいました。そんな時泡の所を少しだけ私に飲ませる父でした。
でもそれをおいしいと感じた子供の私ですから今があるのでしょう。

おやつは食べないでおなかを空かせて、グーっと飲むビール・・
至福の時です(^^)私の好きな作家、小川洋子さんもビール党とのことで
なおさら好きになりました。
柿の種は食べなくなったのでチーズを食べる時もあります。
お店で飲む生ビールは本当に美味しかった!もう1年くらい飲んでいない。
家で飲むのは「キリンの一番搾り350」です。でもこれ、ものの5分くらい
で飲み終えちゃう。物足りないので2本目いきます。でもビールは糖質多い
し高いので、2本目は糖質75パーセントオフの発泡酒にしていました。

ところが少し前に糖質0の発泡酒でないビール、キリンの一番搾りが発売さ
れました。もうこれなら鬼に金棒、糖質気にせず飲めちゃう、飲めちゃうと
喜び勇んでワンケース買ってみたのです!

ウキウキしながらの晩酌タイム・・グラスに注ぐと・・あれれ?なんか色が薄
い、アルコール度も4パーセントとちと低い。でもでもキリンの一番搾りだもの
絶対に美味しいはず・・ゴクリ、ゴクゴク・・
「え!えー?」なにこの味?発泡酒でもない、ビールでもない、何か不思議な味
やっぱり1本目はいつものが良いといつものに戻り、そして2本目をこれに・・
1本目は5分もかからずに飲めてしまうのに、この0は中々グラスが空にはならず
ついに先日はとうとう飲み残してしまう事態に・・ああ。もったいない(^^;

そして昨日まだまだ0は残っているものの発泡酒の糖質オフを1本買ってしまいま
した。美味しかった!お値段も経済的。今日もきっと発泡酒を買いに行くと思い
ます。キリンの0ちゃんはどうしたものかしら?世間ではこのビールの評判はど
うなのかな?と気になっています。

ちなみに週末だけは、「エビス プレミアムエール」を飲んでいます。
とてもとても美味です!ニコニコしながらこれを飲む私を見た主人が外に飲みに
行くことを考えたら安いもの毎日それにすれば?と言ってくれましたが、そこは
違うのです。メリハリつけて週末だけ飲むから「美味さ倍増」なんですね!

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toranekomoko at 11:36|Permalink

2021年02月05日

高いチョコレートを買ってみた!


昨日は気象庁の統計史上最も早く春一番が吹いたそうだけれど
風はかなり冷たかったように思われた。
2月は、「光の春」とも呼ばれるようで日差しには春の気配が
感じられる。昨年はこの春の気配と共にコロナ感染が拡大され
て心ウキウキでなく心鬱鬱になっていったけれど今年は何とか
桜の開花をウキウキワクワクしながら待つ春になってほしいな。

そんな中、今年初節句を迎える孫娘のためのお祝いを買いにほぼ
1年ぶりくらいに横浜そごうへ主人と車で出かけてきた。
ワンコもカートに入れていればOKなので一緒に。
子供用品売り場には、ペットショップもあるのでワンコのおやつ
も買い、本当は他の売り場ものぞいてみたいけれど、コロナ恐怖
症のシニア夫婦はそれだけで帰ることにしていたが同じフロアー
で「バレンタインデイチョコ」の催事をやっていた。

ちょうど数日前に「マツコの知らない世界」で楠田枝恵子さんが
おいしいチョコレートを紹介されていたのを録画してあったので
見た。その中で私が食べてみたいなと思った「ジャン ポール
 エヴァン」のチョコレートが初出店されていたので、主人とワ
ンコには待っていてもらい買いに行った。入り口で消毒と検温、
いつもなら平日でもとても混雑しているのにやはり空いている感
じがする。とにかくその売り場に行き16粒入りのボンボンショ
コラを買ってきた。お値段税込み約7000円!高い!高すぎる!
こんな高いチョコレートを買うのは人生初だと思う。でもいいや。
1度くらいと「清水の舞台から飛び降りる」心境で買った。
主人には値段は内緒、それから主人チョコレートは好きじゃない
からあげなくても良いかなと思っている(^^;


そして今日、先ほど1粒食べてみた。
1粒400円近くするのではないかと思う・・。
味わって食べねばと思うので、口の中で溶かし続けて中々飲み込む
ことができない。
そしてお味の感想は?・・美味しい、確かに美味しい。
ありきたりだけどそれしか言えない。

いつもは姪っ子がコストコで買ってきてくれる「マセズトリュフチョ
コレート」を1日1粒だけ食べているのだけれどこちらは1粒10円
くらいしかしないのじゃないか?(コストコは安いので)

コストコのチョコレートの40倍美味しいかと?問われたら・・
うーん・・。
やっぱり私はコストコのチョコレートで良いかなと思った。
いつもコストコで買ってきてくれる姪っ子にも半分おすそ分け。
なのであと1週間はこの高級チョコレートを楽しみましょう(^^)

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2021年02月03日

母の晩年 その1。

今日は立春、昨日は節分だった。
今はもうどこの家からも「鬼は外ー!」の子供の声は
聞こえてこない。
私の子供時代は夜になると一家で豆まきをしたものだ
ったのに。

前回は私を育てていてくれた時の母の話を書いたけれど
今日は子育てが一段落した後から晩年までの母の事を書
いてみたい。

物も時間も無駄にしない母は私が小学生の時は家で刺繍の
内職をしていた。そして私が中学生になるとすぐ近所に有
名なカメラメーカーの下請け工場ができその部品の組み立
ての仕事についた。家の近所でもそういうお母さんたちが
たくさんいて私の二つ下の弟は母が家にいないことを寂し
がってよく工場まで母に会いに行っていたという事を大分
後になって母から聞いた。

私は寂しくなかったんじゃないかと思う。学校から帰ると
母のいないお茶の間でお菓子をたらふく食べて炬燵でごろ
寝をしていたことを至福の時だったと思い出すから(笑)

物も時間もそしてお金も無駄にしない母は正社員になれば
厚生年金が入ることを知り正社員になり60才の定年まで勤
め上げた。あっぱれだ。
人間関係の苦労など母はあっても無視したらしく、社員旅
行や、慰労会、観劇など一緒に働く仲間と楽しんだらしい。

母のすごいのはここから。今まで働くばかりでご近所の皆
さんとの交流があまりなかった。これでは暇になってしまう
と自らパッチワーク教室、カラオケ教室、老人ホームのリネ
ンたたみのボランティア、町内の体操教室や、グランドゴル
フ・・あらゆることに挑戦していった。

結局最後まで残ったのはカラオケ教室とグランドゴルフだっ
たけれど、そのうち近くに地域包括支援センターができそこ
で行われる老人体操にも通い始めたので実家のカレンダーは
母の予定で埋め尽くされていた。

父は母より4才年上だったので先に定年を迎えていたけれど
母と違いあまり外に出たがらない父だった。
男性同士が集まると最後はいつもお酒を飲むことが多く下戸
だった父はそれも嫌だといっていた。。
そして本を読んだりパソコンに興味を持ち一生懸命勉強して
日記を書いたり当時我が家で飼っていた愛犬の写真をとって
は写真集にしてくれたりして過ごしていた。

なので、家にいるのはいつも父で母は年中外に出ていたけれ
ど夕方にはちゃんと帰ってきて夕飯を作り二人で決まった時
間に寝ることをずっとしていた。えらい((笑)

そして母が70の時に父は癌を患い4年後に亡くなったのだが
看病の傍ら自分の趣味は絶対にやめなかった。
父が亡くなる数か月前にも「思い出を作りたいから」と父が私や
私の息子や弟夫婦と箱根に日帰りで出かけた日もカラオケ教室が
あるからとそちらを優先した。
「お父さんとの思い出はもういっぱいあるからね」と言って(^^;

母は旅行は大好きだったけれど、1度行ったところは2度は行き
たがらなかった。理由は簡単もう行ったところだから・・どこま
でも無駄が嫌いな人だな。
父は季節ごとに違う風情があるのにと、憤慨していたけれど。



そして母が74才の時、父は78才で亡くなった。
一人暮らしになった母の晩年はまたの機会に書きたいと思う。


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toranekomoko at 11:36|Permalink母の事